2022年7月14日木曜日

昭和カブの「趣味整備」で使っているトルクレンチ

大正15年生まれの今は亡き祖父が新車で購入して当時実用使いしていた1987年式(昭和62年)スーパーカブ50カスタムをできるだけ長く実用するため趣味の整備でたまに使っています。
持っているのはノンブランドで2,000円しないプレート式、通販サイトのポイントやらクーポンやらで1,000円しないで買ったはずです。

0~90Nmまで図れます。ビーム型、針式、弓式などいろんな呼び名がありますね。お客様のカブを整備するわけではないし、1年で何回使うか程度の使用頻度なのでこれで十分間に合っています。使用頻度的にかなりきれいな状態を保っています。

<プレート裏側>

ちなみに東日プリセット式1本を仮に15,000円として、せっかく良いのを買ったのなら定期的に校正に出したいと思った時のコスパ考えました。
メーカー推奨の校正は10万回または1年毎のようです。1年で100回測定するとした場合でも10万回測り終えるまで1000年かかります。もうこの時点で東日トルクレンチは個人の趣味で買うのは明らかにオーバースペックかと思いました。

そしてe-valueとかの評判よさげな安価なプリセット式。とてもいいと思いますが校正や修理の受付はないと思います。測定範囲が20-110Nmならカブと車のタイヤ交換なら1本で十分使えますがそれ未満の小さい値が測定できません。かといって安価といっても1本3,000円以上しますし、それをさらに2本以上持つのも微妙です。

<差し込み角9.5sqなので汎用的>

趣味となると持つ喜びやロマンなど、コスパだけでは語れない部分があるのはもちろん承知です。買った時は楽しくてほぼ必ず使ってました。慣れてくると結局感で済ませてしまう時が多いです。こうなるとプロ向け業務用でなくリーズナブルな物を買って良かったなと思います。

さすがに安いだけのことあってか専用収納ケースないので、ちょうど良い段ボール箱を収納ケースにしています。身の丈にあったものって大事だと思います。

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