2021年4月27日火曜日

アメリカ海軍1974年調達、G-1フライトジャケット、ビンテージ革ジャンの丸洗い。

1万円台半ばで入手したビンテージのMIL-J-7823E(AS)です。
コントラクトナンバーから1974年調達品と分かるので、もうすぐ50年物になろうかというベトナム戦争末期のレザーフライトジャケットです。

特に悪臭とか酷い汚れはないですが、革が乾燥しているのがはっきりわかります。
丸洗いで汚れ落としと強制的に水分補給、半乾きでのオイルアップで油分を補給し革の質感を取り戻し、リフレッシュするのが狙いです。

手順は以前行ったレッドウイングの丸洗いに準じますが、ただホコリっぽいだけでオイルでベタベタじゃないのでドブ漬けはやりません。
1、家の風呂場にある弱酸性のビオレuを少量溶いたぬるま湯で1回揉み洗い。
2、ぬるま湯で数回すすぎ。
3、軽く絞って、肩幅が合うハンガーにかけて陰干し。
5、半乾きになったら手持ちのレッドウイングのミンクオイルでサッとオイルアップ。
6、乾いたら気になる部分だけにサッとオイルアップしてブラッシング。(気になる部分がなかったら省略。)
以上です。

G-1フライトジャケット 丸洗い
弱酸性のビオレuを薄く溶かしたぬるま湯で揉み洗い。いきなり茶色く透明感なく濁りました。丸洗いやってよかったと思う瞬間のひとつです。

回数は数えてませんが5回ほどの濯ぎでボディーソープの泡立ちもなくなり透明になりました。茶色い色はなくなりません、多分革の染料なんじゃないかと思います。レッドウイングの時も同じでした。

G-1フライトジャケット 洗濯
軽く手で絞って風通しの良いところにハンガー干し。
使ったハンガーは肩幅47cmのクリーニング屋さんのおまけのハンガーなので太さはありません。肩幅があっていれば太さはそんなに重要ではないと思っています。

軽く絞っただけではぶら下げると水滴が落ちるので、しばらくは下に水受けとしてタオルを敷きました。手で絞りながら半日もすると水が垂れることはなくなります。

G-1フライトジャケット 手入れ
1日経ちいい感じに半乾きになったのでオイルアップ。使ったオイルは手持ちのレッドウイングミンクオイル(旧缶)です。
これから梅雨を迎えることもあり「極薄く」を心がけて「足りないかな~」くらいがちょどいいと思います。またハンガーで干します。

G-1フライトジャケット オイルアップ ミンクオイル
3日経ったところで満足できるまで乾きました。部分的に油分が足りてないと思うところがありますが、これから梅雨や夏になったときカビの原因になるので追加のオイルアップはしません。
よくブラッシングして、ビンテージG-1フライトジャケットの丸洗い終了です。

ホコリっぽさがなくなり、ほんとにさっぱりしました。本格的な出番は半年後ですね。
シンプルにスウェットとチノパン、ワッチキャップとスニーカーあたりで楽しみたいと思います!

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