2020年11月18日水曜日

中古でレッドウィング8167のUS10Dを買いました。さっそく丸洗いです。【前編】

しばらく前からブーツ熱が再燃しています。先月並行輸入の新品でマーチン1460を購入し、1か月後の今回、すでに廃盤になってしまったレッドウィング8167を中古で買ってみました。

基本、中古品に抵抗がない私ですが、さすがに靴となると前オーナーさんの汗や万が一白癬菌が残っていたりして水虫になるのを恐れて敬遠していました。そんなこんなでいろいろ悩んで出た結論は「新品で4万円とかするレッドウィングを中古で買って丸洗いリセットして履く」です。

手順は、
1)お湯を交換しながらドブ漬け
2)ボディーソープで丸洗いとすすぎ
3)乾燥と栄養補給と形成
4)ワイヤーブラシでラフアウトレザーの毛を起こす
です。ちなみにワイヤーブラシは靴用ではなく、機械メンテ用として工具箱にあるなかから一番きれいな真鍮ブラシを使いました。

<中古で購入直後の状態>
ぱっと見きれいですが、ラフアウトレザーのベージュがくすんで黒ずんでいます。あとはベロと羽根の間や、革のインソールの隙間とかに綿ゴミの塊がちらほら。幸いカビの痕跡はないみたいで良かったです(^^)

本来であればブラッシングでホコリを落としてからドブ漬けだと思いますが、めんどくさかったのでいきなりドブ漬けです。風呂場で42℃のお湯でバケツを使いました。
漬けてすぐ外側、内側といろいろな隙間を手でガボガボしたら、かなりの量の綿ゴミの塊が浮いてきました。以降、1時間ごとにお湯を交換しながら染み込んだ汚れ浮かしになります。

2回目以降のドブ漬けでは綿ゴミみたいな個体の汚れは浮きてきませんでしたが、お湯の色は茶色になります。何回か繰り返せば茶色も薄くなりますが、完全に透明は無理だと思うのでお湯交換は4回で終了。ブーツの中からは革の染料なのか何なのかわかりませんが、それなりの濃さの茶色が最後までおさまりませんでした。

染み込んだ汚れが溶け出たところで、風呂場にあった人間用のボディーシャンプー「弱酸性のビオレu」によるブーツ全体の洗浄です。しょっちゅうやることでもなく自分用なので、わざわざスエード用の洗剤などを買う必要はないと思います。
要らないスポンジで良く泡立てて外側・内側・いろいろな隙間を気を使わずにゴシゴシしました。

すすぎ終わってタオルで全体の水気を取り、新聞紙をきつく詰めて窓を開けた窓際で乾燥です。新聞紙をきつく詰めたのはアッパーのしわを伸ばすためです。
水にぬれた革が乾燥する過程で靴の形を整えていれば、乾いたときにぱりっとした張りが戻ると思います。

以上でレッドウィング8167丸洗い前編終わりました。乾いたら後編の仕上げです!

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